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平成20年度 公募要領
機能元素のナノ材料科学
結晶の表面、界面、転位、原子空孔などの格子不整合領域は、その周期性の乱れに起因する特異な電子構造を有しており、完全結晶には見られない機能発現の起源となっている。このような不整合部近傍1ナノメートルオーダーの局所領域には添加元素(ドーパント)や不純物が偏在し、これが材料機能特性に決定的な役割を持つ。これが本領域研究で対象とする“ナノ機能元素”である。本領域研究は、近年大きく進展しつつあるナノ計測手法と理論計算手法を高度に駆使し、ナノ機能元素の原子構造・電子状態の計測、機能発現メカニズムの解明とその機能特性予測を行い、ナノ機能元素を活用した材料設計指針を体系化するとともに、“機能元素のナノ材料科学”なる新たな領域を構築することを目的としている。そのため本領域研究は、A01 機能元素の原子構造・電子状態解析、A02 機能元素理論解析、A03 機能元素制御に基づく材料創成の三つの研究項目で計画研究を推進するとともに、研究項目A03の材料創成に関するプロセス研究を中心に一人又は少数の研究者による研究を公募し、計画研究と公募研究が連携した研究展開をはかる。公募研究の期間は2年間とし、1年間の研究は応募の対象としない。単年度当たりの応募額は、300万円を上限とする。採択目安件数は、概ね10件程度を予定している。特に、機能元素を用いたセラミックス、金属、有機材料の材料創成やプロセス研究に関する研究で、ナノ計測技術や理論解析技術を必要とする研究提案を期待する。 研究項目
A03 機能元素制御に基づく材料創成
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